今回、完成作品を紹介するのは、ハセガワから発売されている1/48スケールのF-15Jイーグルです。
F-15はアメリカのマクダネル・ダグラス社(現ボーイング社)が開発した制空戦闘機で、F-15J/DJは、アメリカのF-15C/Dイーグルを日本の三菱重工が中心になって、航空自衛隊向けにノックダウン及びライセンス生産した機体です。
航空自衛隊とアメリカ空軍のF-15に外見的な大きな違いはなく、国籍標識(日の丸)や迷彩塗装の色調、電子戦関連アンテナ類の有無や形状の違い、操縦席後方右側面の空調用丸型排気口の有無(近代化改修機)などが主な識別点となっています。

この作品は、2012年のJMC(Joyful Modellers’ Convention)というハセガワ主催の模型コンベンションに応募するために作成した作品で、2003年の戦技競技会および小松基地航空祭で披露された、航空自衛隊第303飛行隊(小松基地所属)F-15Jの特別塗装機を再現したものです。
JMCでは、『JMC大賞』という賞を頂きました。正直、大賞に選ばれるとは思いもよらなかったので、飛び上がるほどうれしかったことを今でも覚えています。
1/48スケールのF-15Jは、ハセガワやグレートウォールホビー等のメーカーから発売されており、安さで選ぶのであればハセガワ、ディテールで選ぶのであれば少し高価ですがグレートウォールホビーのキットがおススメです。
ハセガワのキットの欠点として、F-15の上面などのリベット跡が省略されており、主翼などがのっぺりした印象になってしまいます。そこで、この作品では、機体全面にリベット跡を再現し、リベット跡に沿って、濃淡をつける塗装を行うことで、メリハリのある印象に仕上げています。
また、この作品では、ハセガワのキットの他、ディテールアップのためのオプションパーツとして、プラッツのF-15J白龍のデカール、クイックブースト製のレジンシート、アイリス製のレジンノズルを使用しています。





キットでは、レドームの表面のライトニング・アレスタが省略されていますので、細いプラ棒で再現しています。

HUDはファインモールド製のエッチングを使用しています。また、シートはクイックブースト製のレジンパーツを使用しています。
あまりよく見えませんが、グレアシールドは、エナメル塗料のシルバーでドライブラシで、かすれた汚れを表現し、実機の金属の質感を出しています。

コックピットのインパネや計器盤などはキットに付属するパーツをそのまま使っています。

白龍の部分はパネルラインに沿って陰影をつけたかったので、デカールを使用せずに、白色部分エアブラシで塗装し、グレーの縁取りはエナメル塗料で筆塗りで行っています。
また、本記事の冒頭でも述べましたが、ハセガワのキットはリベット跡が省略されているので、リベットを表現するべく、キット全面にニードルでリベットを打っています。






エクゾーストノズルはアイリス製のものを使用しております。ノズル周辺の色を丁寧に塗り分けてあげることでモデルとしての表現力が上がります。


パネル番号のデカールも付属していましたので、各デカールを丁寧に貼っています。かなりの期間デカールばかり貼っていた気がします。

↑パネル番号やリベット跡の拡大写真です。


1/48スケールでは、ハセガワとグレートウォールホビーから発売されているキットがお勧めです。
価格で選ぶのであればハセガワ、ディテールで選ぶのであればグレートウォールホビーをお勧めします。
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