【キット紹介】ドイツレベル 1/32 AIRBUS H145 ADAC LUFTLETTUNG

【キット紹介】ドイツレベル 1/32 AIRBUS H145 ADAC LUFTLETTUNG

はじめに

ヘリコプター好きのプラモデラーにとって、ドイツレベルの「1/32 AIRBUS H145 ADAC LUFTLETTUNG」のキットは非常に魅力的なキットです。

この記事では、キットの紹介を通して、その魅力や特徴、注意点などを詳しく紹介します。

是非皆さんもこのキットを手に入れて、組み立ててみてください。

そもそもH145ってどんなヘリコプター?

H145は、ユーロコプター(現在のエアバス・ヘリコプターズ)が開発・製造した双発の中型ヘリコプターです。元々はEC145という名称でしたが、社名がエアバス・ヘリコプターズに変更になったことで、同機もH145と名称が変更されています。

H145は多目的に使用できる汎用性の高いヘリコプターであり、医療救急、警察・法執行、消防、VIP輸送、観光、パトロール、救難、訓練など、さまざまな任務に適しています。特に医療救急機としての運用が顕著であり、緊急時に迅速かつ効率的な医療サービスを提供するために広く活用されています。

H145はその汎用性と優れた性能から、軍用にも使用されており、H145M(改称前の名称はEC 645)またはUH-72 ラコタ(米陸軍が運用)として訓練・兵站・救急搬送・偵察・兵員輸送などの用途に使用されています。また、H145Mはドイツ陸軍の特殊部隊KSKが支援用に導入するなど、近年ヨーロッパ諸国を中心に採用が増えています。

ドイツ陸軍のH145M
H145M | Airbus

本キットの魅力

希少なキット

1/32スケールのH145は輸入キットということもあり元々の販売数も限られる上、日本でも非常に人気の高いヘリコプターであることから、発売して間もなくすると売り切れが続出します。

そのため、あらかじめお店などで予約をしておくか、発売後すぐに入手する必要があります。私も予約をして入手しました。

もしこの記事をご覧になっている方で、H145に興味があり制作したいと思っている方は店頭などで見かけた際は是非入手することをおススメします。

エアレスキューの魅力的なカラーリング

本キットではドイツのADACおよびスイスのREGAという世界的に有名な2種類のエアレスキューのカラーリングを再現することができ、好みのモデルを選ぶことができます。

キットの説明書に記載のADACおよびREGAのカラーリング
キットに付属するデカール、A4サイズ程の結構大きなデカールです。

ADACというのはドイツ自動車連盟のことで、主に自動車の保険、救援、および旅行サービスを提供しています。そのADACのエアレスキュー(ADAC Luftrettung)は、ドイツ全土における航空救助サービスを提供する部門で、主にH145を使用して、医療的緊急事態に迅速に対応し、患者を病院に輸送します。

本キットにはADACカラーの機体はミュンヘンを拠点とする“クリストフ1”の機体が再現できます。(ADACの救難ヘリには旅行者の守護聖人のクリストフォロスにちなんで「クリストフ〜番」の愛称がつけられています)

ミュンヘンの航空救難ステーションに所属する“クリストフ1”
Christoph 1 – ミュンヘン – ADAC Air Rescue

また、REGAはスイスの航空救助機関であり、特に山岳地帯での救助活動で知られています。スイス全土で活動しており、山岳地帯を含むさまざまな地形で救助活動を行っています。スイスのアルプス地域における高度で技術的に困難な救助が特に注目されています。

RegaのH145
New rescue helicopters for Rega | Swiss Air-Rescue Rega

リアルなディテール

このキットは、実物のH145ヘリコプターのディテールが驚くほど忠実に再現されています。細かな部分まで再現されたコクピットやキャビン、エンジンやローターなど、完成したプラモデルは見る者を圧倒する完成度を誇ります。

機体の内部を再現するためのパーツもびっしり詰まっています。

機体表面に施された凸型のリベット
コクピットのメインコンソールとサイドコンソールのディテール。
精巧なディスプレイとボタン類から構成されています。
スジボリの太さや深さも非常に良好です。
座席にはシートベルトの造形も施されています。

組み立てやすさと高品質なパーツ

ドイツレベルのキットはパーツの品質が良く、制作しやすいものが多いです。H145の1/32スケールキットも例外ではありません。このキットは、パーツのはめ合いが非常に良く、組み立てやすさも抜群です。そのため、パーツをすり合わせるための加工の手間が省けるとともに、完成したモデルも美しい仕上がりとなります。

ただし、忠実に再現されているがゆえに、パーツ点数は非常に多く、キットの箱に描かれている技術難易度は最上級の“5”となっています。初心者には少し難易度が高いかもしれません。

使用しないパーツも多いため、個人的にはある程度飛行機モデルの制作に慣れた中級者以上であれば制作することができるのではないかと思います。

「LEVEL5」と書かれたパッケージ。箱のサイズも大きく存在感があるため、一目で上級者向けと分かります。
説明書に記載されているパーツのうち、使用しないパーツは黒く塗りつぶされています。

また、塗装にも注意が必要です。

日本の模型メーカーが販売する飛行機プラモデルの場合、ほとんどの場合、GSIクレオスのMr.カラーの番号で塗料の色が指定されています。しかしながら、このキットでの色指定は以下のよくわからない指定となっているため、写真などから自分で判断して色を決めていく必要があります。

ドイツ語や英語で書かれたカラー、英語で書かれた色から対応するMrカラーを自分で判断して選ばなければいけません。

まとめ

ドイツレベルの「1/32 AIRBUS H145 ADACL UFTLETTUNG」キットの魅力についてご紹介しました。

航空救難が再現できるカラーリング・バリエーションやリアルなディテールや組み立てやすさなど、このキットはヘリコプター好きのプラモデラーにとって非常に魅力的な選択肢です。

ぜひ皆さんもこのキットを入手し、その魅力を体感してみてください。

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