今回、完成作品を紹介するのは、アカデミーから発売されている1/48スケールのSu-27UBフランカーC（複座型）です。
Su-27フランカー（NATOコードネーム）は、ソ連のスホーイ設計局が開発した戦闘機で、現在もロシアを中心に東側諸国などで使用されており、アメリカのF-15 イーグルにも匹敵する極めて高い格闘性能や長大な航続距離を誇る戦闘機です。
この作品は、静岡ホビーショー（確か2014年ごろだったと思います）へ出展するために作成したもので、エリトリア空軍のSu-27UBを再現しました。
Su-27は国ごとに迷彩の色や柄が大きく異なり、このエリトリア空軍は、グリーンを基調とし、直線的な迷彩柄で塗装されており、模型映えがするカラーリングです。
本作品では、アカデミーのキットに、ウルフパック製のコックピットセット、アイリス製のエクゾーストノズル、Hi-Decalのデカールを使用しております。
アカデミーのキットは、プロポーションも良く、かつ機体全面に細かくリベット跡が再現されており、非常に良好なディテールのキットです。
ただ、一部パネルラインやリベットラインなどが実機と異なっていますので、本作品ではパネルラインやリベットラインの修正を行っています。アカデミーのSu-27を製作される方はぜひ参考にしてみてください。
コックピットは、ウルフパックのレジンパーツを使用しております。
機体のパネルラインとリベットは、実機を参考に、掘り直しています。
エンジンのエクゾーストノズル周辺は、パネルラインごとに色合いや汚れ具合を調整し、実機特融の焼け具合を再現しています。
アイリス製のエクゾーストノズルです。キットのものよりディテールが細かく、是非使いたいアイテムです。
脚はメーカーは忘れましたが、金属製のものを使用しています。
最近あまりアカデミーの1/48 Su-27UBは見かけませんので、今購入されるのであれば、グレートウォールホビーのSu-27UBが良いと思います。（キティホークモデルのものはあまりお勧めしません）
