この記事では、韓国のアカデミー(ACADEMY)から発売されている「1/48 MiG-29AS スロバキア空軍」のキットを紹介いたします。
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グレートウォールホビーからMiG-29のキットが発売されるまでは、アカデミーのキットほぼ一択でした。
グレートウォールホビーのキットが、非常に細部までこだわって再現されており、価格もやや高価なキットであるのに対し、アカデミーのキットは、グレートウォールホビーのキットほど細部まで再現されているわけではありませんが、価格は安く抑えられて・・・いたのですが、現在は流通量が少ないためか、価格が上昇している傾向にあります。
安いキットを選ぶならば、アカデミーのキットを、細部まで再現されているキットを選ぶならば、グレートウォールホビーのキットをお勧めしますと言いたいところなのですが、アカデミーのキットの価格が高騰気味な現在、MiG-29を購入されるのであれば、グレートウォールホビーのキットをお勧めします。
グレートウォールホビーのキットは、以下の記事にて紹介しておりますので、是非ご覧ください。
アカデミーの「1/48 MiG-29AS スロバキア空軍」のキットは、同社の「1/48 MiG-29A フルクラムA」のキットのバージョン替えキットとなり、専用のデカールと、MiG-29AS特有のNATO規格のIFF(敵味方識別装置)などに対応したアンテナ類のパーツが付属しております。
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このパッケージのキットには、カルトグラフ製の良質なデカールが付属しておりました。このデカールだけで千円以上の価値はあるのではないでしょうか。個人的にはこのデカールを目的に購入するというのも良いかと思います。
迷彩の濃い色は写真では黒に見えますが、実際には紺色のような色味です。
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MiG-29ASのキットに付属するアンテナ類です。
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胴体後部や尾翼などのパーツです。全体的なディテール(パネルラインやリベット跡)は控えめな印象です。パネルラインは細身のくっきりしたラインで、塗装などで埋まってしまうことはなさそうです。
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↑垂直尾翼のパーツ。若干リベット跡が見られる。
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↑水平尾翼のパーツ
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↑胴体後部上面のパーツ。このキットは胴体がいくつかに分割されており、継ぎ目ができてしまいます。綺麗に作成するためには、胴体全体にわたって継ぎ目を消してあげる必要があります。
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↑胴体後部上面パーツの裏面には脚庫のモールドが施されています。
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↑胴体後部下面のパーツ
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脚庫の扉のパーツです。表面には凸状のリベット跡がありますが、ダボ穴があり、ダボ穴を処理する際にリベット跡が消えやすくなってしまいます。
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↑主翼やエア・インテークのパーツです。主翼は表面と裏面が分割されています。また、エア・インテークは左右で分割されています。
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↑主翼のパーツです。
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↑エア・インテークのパーツと、空気取り入れ口の開閉扉のパーツです。
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胴体上面のエア・インテークの開閉扉や、燃料タンク、エア・ブレーキなどのパーツです。
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胴体上面についているエア・インテークは、開状態か閉状態のいずれかを選択することができます。開状態のパーツのスリット部分は開いていません。
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機首上面やレドームなどのパーツです。機首は複数に分割されているため、少々組み立てづらい印象です。
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グレアシールドの形状やモールドは、あっさりとした印象です。
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コックピットや座席のパーツです。ややあっさりとした印象。
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レドームと先端のパーツは一体化されています。塗装などの取り回しの際に折れてしまいがちなので、真鍮線などに変更してあげると良いと思います。
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ミサイルやパイロンなどのパーツです。
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ミサイルは上から、R-27、R-73、R-60の3種類が付属しております。
ミサイルの胴体部とフィンが分割されております。
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ノズルや脚、タイヤなどのパーツです。
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ノズルは外側と内側のパーツが分割されており、2つのパーツを重ねることで再現します。
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キャノピーのパーツです。
以上、アカデミーの「1/48 MiG-29AS スロバキア空軍」のキットレビューでした。全体的な感想として、パーツ分割が複雑なため、組立は難しいかもしれないですが、安く入手できるという条件付きですが、価格で選ぶならこのキットがお勧めかと思います。
アカデミーのキットは以下のAmazon、楽天やyahooショッピングからお求めいただけます。
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