【製作記】ハセガワ 1/48 F-2A 第8飛行隊 50周年特別塗装機 & 飛行開発実験団 501号機 特殊形態 ④胴体編(その1)

【製作記】ハセガワ 1/48 F-2A 第8飛行隊 50周年特別塗装機 & 飛行開発実験団 501号機 特殊形態 ④胴体編(その1)

胴体の組立

インテークの整形が完了したので、脚の収納庫のドレスアップと並行して、胴体の組立と整形を行っていきます。

※本作業は③脚・脚収納庫編と同時並行で実施しています。

まずは前方のインテーク入口を胴体下面に取り付け、流し込みタイプの接着剤を使って接着します。

その後、後方のインテークを脚の収納庫の裏側に取り付けます。インテークの接合部は接着面がほとんどないため、プラ板で補強して接着しておきます。

また、インテークを滑らかにつなげるようにすると、インテークの後方が少し浮き上がってしまうので、スペーサーを入れて胴体に固定します。

後方インテークの上についている縦板は、胴体上面のパーツと干渉するので、カットしておきます。

後方インテークの取付位置は、インテークを覗き込んだときに滑らかに内部がつながるように微調整しながら接着位置を決めていくと良いと思います。

現代戦闘機はテイルヘビーになりやすく、機首に重りを入れておかないとしりもちを付く可能性があります。そこで、手元にあったステンレス製のネジを黒い瞬間接着剤を使って機首にしっかりと接着しておきます。

ただ、ハセガワの説明書には「重りを入れろ」という指示がなかったので、ひょっとしたら無くても良かったのかもしれません。

キットには機首の機銃のパーツが付属しておらず、機銃の部分が空洞になってしまうので、キットのランナー(パーツの枠)を使って、機銃を制作します。

プラッツのエッチングパーツに機銃の銃身らしきパーツがありましたので、ランナーのパーツにエッチングパーツを取り付け、胴体の裏側に接着しておきます。

写真ではほとんど銃身部分が見えませんね・・。

胴体の上面と下面を接着する前に、コクピットの正面の計器盤や操縦桿、スロットルのパーツを接着しておきます。

主翼のリベット打ち

主翼のパーツの裏面には、プラスチックを流し込む穴の跡がいくつかありますが、バリがあるためパーツ同士がピッタリとくっつきません。バリをしっかりとっておきます。

作り途中になって放置されている1/48スケールのイスラエル空軍のF-16Dと主翼の大きさを比較してみました。

F-16に比べF-2の主翼がかなり大きいことが分かります。

このキットの残念な部分として、主翼のリベットがほとんどないことです。1/48スケールではリベットの有無が機体全体の解像度/精密感に大きく影響するため、主翼にもビッシリとリベットが欲しいなと思います。

ということで、「モデルアートプロフィールNo.7 航空自衛隊F-2戦闘機」に記載されている図面を参考に、主翼上面にリベットを打っていきます。

まずは図面を参考に、シャープペンシルでリベットのラインを下書きしておきます。

垂直尾翼のリベット打ち

主翼に続き、垂直尾翼にもリベット跡を追加します。

主翼の下書きと同じように、図面に記載のリベットラインを記載します。

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