今回の記事からは“飛行開発実験団の501号機(特殊形態)”と“第8飛行隊 50周年特別塗装機”別々に制作の様子を紹介していきます。
特殊形態用の垂直尾翼の加工
飛行開発実験団の501号機(特殊形態)の尾翼の付け根をよく見ると、空気吸入口(エア・インテーク)とスリット?が設けられていることが分かります。
グレーの部分はレドームやアンテナと同じような色になっているので、何かしら電波を送受する装置がつけられているのでしょうか。。
エア・インテークはタミヤのH字の断面形状のプラ棒を使い制作します。
H字の中空になっている箇所は、黒い瞬間接着剤で埋めておきます。
エア・インテークの後方のスリットは、太めのラインチゼルで掘っておきます。
特殊形態用のアンテナ追加加工
飛行開発実験団の501号機(特殊形態)の背面には、量産機にはない白色のブレードアンテナが設置されています。キットにはこのアンテナは付属していませんので追加します。
また、よく見ると、グレーのブレードアンテナの前に黒い円盤のようなもの(アンテナ?)があることが分かります。特殊形態特有のもののようです。
白色のブレードアンテナは、手元のキットの中から使えるものがないか探したところ、以前ハセガワの1/48スケールのF-16Iを制作した残りのパーツの中から使えそうなアンテナが見つかりました。このような細かなパーツを捨てずに保管しておいた自分を褒めてあげたいです。
黒色の円盤のようなパーツはWAVEのHアイズの2.2mm直径の円盤を使用して再現します。
アンテナや円盤のパーツは引っ掛けた際に外れてしまわないように真鍮線を埋め込んで補強しております。
翼端ランチャーの取付
翼端のミサイルランチャーは、主翼との接着面が少なく外れやすい箇所です。外れないよう、真鍮線を使って補強しておきます。
胴体の継ぎ目処理
胴体の左右や主翼の付け根、後方のエアブレーキ裏面などに継ぎ目ができるため、黒い瞬間接着剤で埋めてサンドペーパーで継ぎ目を消します。
継ぎ目を消して垂直尾翼を接着した状態です。
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