今回、プラモデルの製作方法をご紹介するのは、グレートウォールホビー(GWH)という中国(香港)のメーカーから発売されているMiG-29(ミグ29)の最新のバリエーションである「1/48 MiG-29SMT 9-19」のキットです。
結論から言って、GWHのキットは1/48スケールにおけるMiG-29の決定版とも言えるキットです。価格は安くありませんが、1/48スケールのMiG-29を製作するならば、ほぼこの一択になるのではないかと言っても過言ではない程の出来となっています。
キットレビューは以下の記事で行っていますので、併せてご覧ください。
説明書どおりに製作するのも良いのですが、すこしだけ工夫することで、仕上がりが良くなるポイントがいくつかありますので、つくっていく様子を細かくご紹介したいと思います。ぜひ参考にしてみてください。
MiG-29は、ソ連のミコヤン/グレヴィッチ設計局(略してミグ設計局)が開発した戦闘機で、東側諸国の主力戦闘機であったMiG-21やMiG-23の後継機として1972年に開発がスタートし、初期生産型のMiG-29 (9.12)が、1983年末に配備されました。
実践では、あまりめぼしい戦果を上げていない戦闘機ですが、個人的にはアメリカのF-14、F-15やF-16などと比べて非常にスタイリッシュで格好いいと思います。
まずは、コクピットの計器盤のベース色を、キットの説明書に従いMr.カラーのの308番(グレー FS36375)で塗装し、その後、マスキングを行い、計器盤の黒色の箇所をMr.カラーの33番(つや消しブラック)で塗装します。
計器のボタンなどは、実機の写真を参考にタミヤのエナメル塗料のXF-19(スカイグレイ)やXF-2(フラットホワイト)などで、細筆を使用して塗装していきます。
キットには各計器のデカールが用意されていますので、1つ1つ丁寧に貼りつけていきます。デカールのおかげもあり、非常に精巧な計器盤に仕上がります。
また、MiG-29SMTの計器盤は、大きな2つのMFD(マルチファンクションディスプレイ)が備えられていますが、MFDは真っ黒の状態と、色々な情報が表示された状態の2種類がデカールで用意されています。
上の写真は、ためしに色々な情報が表示されたデカールを貼り付けたときのものです。ただ、オモチャっぽくなってしまったので、この後、真っ黒な状態のデカールに貼り直しました。
計器盤を機体に取り付けた後の写真が上の写真になります。
さまざまな角度からコクピットの計器を見たときの写真を以下に紹介しておきます。
コクピットの計器盤やサイドパネルなどは、キットのパーツをそのまま使用しましたが、クインタスタジオ(Quinta Studio)というメーカーから非常に精巧な3Dデカールが発売されております(以下のリンク参照)。コクピットを精巧に仕上げたい方にはおススメのアイテムです。
次回はインテークや脚庫、エンジンなどを作っていきます。次回の記事は以下をご覧ください。
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