【製作記】Eduard エデュアルド 1/48 Su-27B フランカーB ウクライナ空軍  ④ 脚庫&脚 編

【製作記】Eduard エデュアルド 1/48 Su-27B  フランカーB ウクライナ空軍  ④ 脚庫&脚 編

前回の記事では、インテークの組み立てや塗装の様子を紹介しましたが、今回の記事では、脚庫と脚の組み立て、塗装の様子を紹介します。

前回の記事はこちら↓

脚庫

まず初めに、胴体上側パーツの裏面を処理します。裏面には主脚庫内のモールドが施されていますが、本キットの説明書には、モールドを削ってエッチングパーツに置き換える指示があります。

削る際は、あらかじめ大雑把にリュータで凸部分を削っておきます。削らなくてよい箇所まで削ってしまわないように注意して削ります。その後、細かな凹凸を紙やすりで滑らかにします。

下の写真は、紙やすりで滑らかにした後の状態です。紙やすりは400番から800番、1000番の順に細かくしていきます。

削った後は、キットに付属するエッチングパーツを貼り付けます。

胴体裏面に対して垂直に取り付ける仕切り版のようなパーツは、接着面が確保し辛いという難点があります。そこで、一旦胴体裏面にラインチゼルで溝を入れ、その溝にエッチングパーツをはめ込み、瞬間接着剤で接着させることで、外れやすくします。

次に胴体下面側の主脚庫を処理します。

前回の記事で主脚庫とインテークの間に存在する不要な部分をカットしましたが、いびつな形のままになっていますので、リュータで大雑把に削り、紙やすりで滑らかにします。

紙やすりで滑らかにして、継ぎ目も無くしておきます。

主脚庫内の配管用のエッチングパーツが付属しておりますので、そのパーツを取り付けます。

前脚の脚庫にも配管やパネルのエッチングパーツが付属しますので、瞬間接着剤で丁寧に貼り付けていきます。

脚庫の色は、キットではMr.カラーのNo.27「機体内部色」で指定されていますが、実機ではカーキとグレーの中間のような色ですので、No.60「RLM02グレー」で塗装しました。

主脚庫内の配管は黄色と黒で塗装します。

胴体の上下面を組み合わせると、こんな感じになります。↓

胴体の上下を貼り合わせた状態です。

脚は、メタル製のオプションパーツの脚を使用します。

表面がざらざらしていますので、初めに金属ブラシで表面をブラッシングすることで、表面を少し滑らかにします。

その後、紙やすりで更に表面を滑らかにします。

滑らかにすることで、徐々に金属の光沢が出てきます。

シリンダーの部分は、ハセガワのミラーフィニッシュを貼り付けます。

ミラーフィニッシュを貼り付けた状態です。↓

前脚と主脚の配管もエッチングパーツで再現することができますので、貼り付けておきます。配管が加わることで非常にリアリティが増します。

前脚のライト部分を透明パーツとハセガワのミラーフィニッシュで装飾します。透明パーツは、WAVEのHアイズ1 クリヤーを使用します。

クリヤーパーツの裏から、ミラーフィニッシュを貼ることで、表から見たときにライトのような輝きを表現します。

ライトの周囲に、キットに付属するエッチングパーツを瞬間接着剤で貼り付けておきます。貼り付けた周囲が多少白色化することがありますが、瞬間接着剤が固まった後、ティッシュペーパーなどで拭き取ることで、元の透明の状態になります。

脚は、メカニカルリンクの部分を、Mr.カラーのC305「グレーFS36118」で、その他をC115「RLM65ライトブルー」で塗装しました。また、配管はエナメル塗料のブラックで塗装しています。

タイヤは、ブラックとグリーン(詳しい色番号は忘れました・・)で塗装します。

前脚にタイヤを取り付け、組み立てた状態です。

ライトとシリンダーのミラーフィニッシュが美しく輝いています。

こちらは主脚の組み立て後の状態です。↓

以上で脚庫と脚の組み立て、塗装は終了です。

次回は、胴体の組み立てや継ぎ目処理、垂直尾翼等の組み立てなどを紹介します。



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