【製作記】GWH グレートウォールホビー 1/48 MiG-29SMT 9-19 フルクラム ④塗装編(胴体)

【製作記】GWH グレートウォールホビー 1/48 MiG-29SMT 9-19 フルクラム ④塗装編(胴体)

今回は塗装の過程を紹介していきます。

前回の記事は以下をご覧ください。

最初に塗装の食い付きを良くするため、サーフェイサーで全体を塗装し、その後、パネルラインに沿って、Mr.カラーの14「ネイビーブルー」で塗装しておきます。上の写真はパメルラインの塗装を終えた状態です。コックピット周辺はマスキングテープでカバーしておきます。

塗装は、すべて説明書で指定された色で行います。

胴体下面と胴体上面の一部が、Mr.カラーの308番「グレー FS36375」と1番「ホワイト」を1:1で混ぜ合わせた色で指定されていますので、まずは機体全体をその色で塗装します。

ここで、説明書の誤記を発見しました。上の写真赤丸の箇所はMr.カラーの308番「グレー FS36375」と306番「グレー FS36270」を6:4と記載されていますが、正しくは308番「グレー FS36375」と1番「ホワイト」を1:1で混ぜ合わせた色です。

機体全体の塗装が終わった後、マスキングを行います。

上の写真は、1色目の塗装を終え、2色目を塗装するためにマスキングをした状態です。1色ずつ塗装するごとに、このようにしっかりマスキングを行います。

マスキング後は改めてパネルラインに沿って、Mr.カラーの14番「ネイビーブルー」で塗装します。

2色目と3色目を順番に塗装していきます。上の写真は、3色目を塗装した状態です。濃い色の場合、パネルラインの陰影がはっきり出ずらいため、3色目にホワイトを混ぜて少し薄くした色でパネルライン以外を塗装しています。

胴体の色を塗装し終えたら、レドームやノズルなど細かい部分を塗装していきます。

レドーム先端の突起を実機の写真を参考に色を塗り分けます。

給油プローブや機関砲も同様に実機を参考に金属色を塗り分けます。

また、エアインテークの縁は黒色で縁取りがされていますので、塗り分けておきます。

ノズルは、パネルラインに合わせて、Mrメタルカラー213番「ステンレス」と218番「アルミ」を交互に塗り分けていきます。

一通りの塗装が完了後、デカールを貼る前に、Mrスーパークリアーの光沢でツヤを出しておきます。ツヤを出すことで、デカールを貼った時にシルバリングが発生するのを防止しやすくできます。

中国製のデカールということもあり、あまり期待していなかったのですが、非常に薄くて貼りやすいデカールでした。また、細かいパネルラインの番号などのデカールも再現されており、期待以上の出来でした。

デカールを貼った後、再度Mrスーパークリアーの光沢を吹き付けて、デカールを保護します。その後、ウェザリングとしてタミヤのエナメル塗料の「ブラック」をパネルラインに沿って筆塗りしておきます。

綿棒にエナメル塗料の薄め液をつけ、パネルラインのエナメル塗料を拭き取っていきます。パネルラインに染み込んだ塗料まで拭き取ってしまわないようにします。

すべて拭き取った状態の機体上面です。パネルラインがはっきりしました。

機体下面の状態です。

エンジンの下面は、オイル汚れなどを再現するため、タミヤのウェザリングマスターで機体後方にオイルが流れるように汚しておきます。

使用したウェザリングマスターは、以下の2種類です。

・ウェザリングマスター Bセット の スス

・ウェザリングマスター Dセット の オイル

私は主に以下のBセット、Cセット、Dセットの3種類を使用します。

次回は、ノズルや射出座席、ミサイル等の製作についてご紹介します。



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