【製作記】Revell ドイツレベル 1/48 Rafale M ラファールM ③胴体編

【製作記】Revell ドイツレベル 1/48 Rafale M ラファールM ③胴体編

今回の記事では、「レベル製 1/48スケール ラファールM」の胴体の製作の様子を紹介していきます。インテークとコクピットの製作が完了したので、いよいよ胴体の組み立てができます。

前回の記事はこちら↓

主翼の加工

駐機状態では、補助翼(デルタ翼機の場合、エレボンと呼ぶらしいです)が下がった状態になるので、キットの補助翼部分を一旦主翼から切り離します。

補助翼と主翼の接着面積は少なくなってしまうので、真鍮線を埋め込んで接着箇所を補強しておきます。

駐機状態ではエレボンが下がっているようなので、下げた状態にしておきます。

カナード翼の加工

カナード翼は、胴体の上下面を接着する際に取り付けるように説明書には指示がありますが、説明書通りの手順にすると、インテークや胴体の継ぎ目を消す作業がし難くなってしまいます。

そこで、左右のカナード翼をつないでいる部分を一旦カットして、胴体の上下面を接着した後に、左右からカナード翼を取り付けられるようにしておきます。

レドーム

レドームの内部は、完成後に機体がしりもちを付かないように重りを入れておきます。

重りはある程度重いものなら何でも良いと思いますが、手元にあった金属パーツをレドーム内部に突っ込んで瞬間接着剤で接着しておきます。

衝撃で重りが外れてしまわないように、隙間をランナー等のプラ棒で埋めておきます。

胴体の貼り合わせ&継ぎ目処理

インテークやコクピットの製作が完了したので、一気に胴体の組み立てを進めることができます。

インテークと胴体の間に大きな段差ができないように接着を行いますが、それでも少し段差ができてしまいました。

主に以下の写真のように、胴体側面やインテーク部分に段差ができてしまいますので、この後、綺麗に処理していきます。

継ぎ目には瞬間接着剤を塗っていきます。瞬間接着剤を使用すると、ラッカーパテのようなヒケがなく、サンドペーパーでヤスリ掛けをしやすくなりますし、あとでパネルラインを引きやすくなります。

サンドペーパーで継ぎ目処理をした後の状態です。400番から開始し、1500番まで段階的に使用して継ぎ目を消していきます。

機銃まわり

キットの機銃まわりの形状が実機と異なるため修正します。

実機の機銃カバーや機銃後方の形状↓

https://www.airliners.net/photo/France-Navy/Dassault-Rafale-M/1429553/L

機銃カバーの先端を少し削ります。また、機銃の根元に瞬間接着パテを盛り、実機を参考に削り込んで形状を再現していきます。

機首まわり

キットのレドームのラインが実機と異なるため修正します。

実機のレドームのライン↓

https://www.airliners.net/photo/France-Navy/Dassault-Rafale-M/4163395/L

レドームのラインをラインチゼルで掘り直す際は、0.3mmプラ板を定規代わりに使用しました。

また、レドームのラインの修正と合わせて、ライトニング・アレスタの位置も修正します。

ライトニング・アレスタはエバーグリーンの0.5mmプラ棒(角材)を使用して再現します。あらかじめ貼り付ける箇所に鉛筆で印をつけておきます。

機首の下面には実機だとフィンのようなパーツが付いているのですが、キットでは再現されていません。そこで、他キットのミサイルの翼パーツを活用してフィンを再現します。

まず胴体下面にフィンを取り付ける穴を開けておきます。

フィンは、以前製作したエデュアルドの1/48 MiG-21BISに付属していたミサイルの翼を流用しました。

接着強度を上げるため、あえてパーツのランナー部分を残し、胴体に開けた穴に差し込むように取り付けられるようにしています。

エデュアルドの1/48 MiG-21BISに付属していたミサイルの翼パーツ

また、ライトニング・アレスタはこのままだと分厚すぎるので、薄く削っておきます。

機首の空中給油プローブと、ピトー管は接着強度を上げるため、真鍮線を差し込んでおきます。

次回からは塗装工程に入っていきます。



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